DLO 管理コンソールでのアラートの監視について

管理者の介入が必要な場合は、DLO にアラートが表示されます。アラートには、ジョブに関する情報が表示されるため、DLO 管理者は、アラートを見れば DLO ジョブの現在の状態を把握することができます。

アラートは、一般的な情報を提供するために生成される場合や、問題に応答して生成される場合があります。問題が原因でアラートが生成された場合、そのアラートには問題についての情報が含まれます。また、問題を修正する推奨方法が含まれることもあります。

DLO 管理者は、すべてのアラートを表示するか、または表示するアラートの種類を制限するかを選択できます。

[アクティブアラート]には、システム内でアクティブで、オペレータの応答が必要なアラートが表示されます。[アラート履歴]には、応答済みのアラートまたは自動的にシステムから削除されたアラートが表示されます。

また、画面の下のステータスバーには、アラートアイコンが表示されます。ステータスバーに表示されるアイコンは、[アクティブアラート]リストで最も重大なアラートの種類を示します。したがって、現在のアラートまたは最新のアラートが最も重大なアラートでない場合、ステータスバーに表示されるアイコンは、アラートリストの最新のアラートを示すアイコンと一致しません。

Desktop Agent では、DLO での負荷を最小化するためにアラートをフィルタにかけます。デフォルトでは、各種類のアラートの表示が 24 時間に 1 回に限定されています。たとえば、[デスクトップユーザーデータフォルダのディスクの空き容量がありません]というアラートは、Desktop Agent を実行しているデスクトップから、24 時間ごとに 1 回表示されます。

メモ:

[バックアップの完了]アラートや[リストアの完了]アラートをフィルタにかけることはできません。これらのアラートを有効にした場合は、バックアップまたはリストアジョブが完了するたびにアラートが生成されます。

指定の日数を経過したアクティブアラートは、クリアされ、アラート履歴に移動されます。クリアされてから指定の日数が経過した履歴内のアラートは削除されます。履歴内のアラートがクリアされてから指定の日数 (デフォルトでは 7 日) が経過すると、ファイルのバックアップと削除を行う Backup Exec 完全バックアップジョブによってそれらのアラートは削除されます。

アラートを手動でクリアした場合は、クリアしたアラートをアラート履歴に移動します。アラートを手動で削除すると、削除したアラートは永久に取り除かれます。

アラートの発生時に受信者に通知するように DLO をセットアップすることができます。

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