DLO でのグローバルエクスクルードフィルタの設定について

DLO のグローバルエクスクルードオプションは次の操作を可能にします。

  • すべてのバックアップから除外するファイルの属性を指定します。

  • 差分ファイルの転送で圧縮、暗号化、またはバックアップを行わないファイルを指定します。

  • バックアップから電子メールへの添付ファイルか特定の電子メールのフォルダを除外します。

グローバルエクスクルードは、グローバルエクスクルードが設定されているメディアサーバーに対してバックアップを行うすべての Desktop Agent ユーザーの、プロファイルバックアップ選択項目とユーザーが作成したバックアップ選択項目の両方に適用されます。

除外されるファイルは次の場所に表示されます。

表: 除外されるファイルの場所

コンポーネント

除外されるファイルの場所

Desktop Agent

詳細表示の[インクルード/エクスクルード]タブ。

DLO 管理コンソール

プロファイルバックアップ選択項目の[インクルード/エクスクルード]タブ。

グローバルエクスクルードリストに設定された項目は、選択リストで選択できません。

グローバルエクスクルードを追加すると、過去に行われたバックアップのうち、この除外条件に一致するファイルが保存期間の終了時にすべて削除されます。保存期間は、バックアップ選択項目の設定時に設定します。

Desktop Agent の詳細表示でのバックアップ選択項目の追加を参照してください。

次の場合、次回の保守サイクル時に、バックアップがただちに削除されます。

  • 保存期間が 1 日に設定されている場合。

  • 保守サイクルの間隔にデフォルト値が使用されている場合。デフォルト値は 24 時間です。この値を変更すると、すべてのファイルの保存期間に影響します。

    デフォルトの DLO グローバル設定の変更を参照してください。

グローバルエクスクルードの設定方法についての情報が利用可能です。

すべての DLO バックアップから除外するファイルおよびフォルダの指定を参照してください。

すべての DLO のバックアップからの電子メールの除外を参照してください。

ファイルとフォルダの圧縮からの除外を参照してください。

ファイルとフォルダの暗号化からの除外を参照してください。

差分ファイルの転送からのファイルとフォルダの除外を参照してください。

DLO マクロを使用したグローバルエクスクルードの定義についてを参照してください。

DLO でのグローバルエクスクルードフィルタの設定について