-ChangeServer コマンドについて

-ChangeServer コマンドを実行すると、ユーザーを別のメディアサーバーに再割り当てすることができます。

各デスクトップユーザーは、各自が割り当てられたメディアサーバーが管理するネットワークユーザーデータフォルダにバックアップする必要があります。新しいメディアサーバーで対応する自動ユーザー割り当てが利用可能な場合は、プロファイルとデータ格納場所がユーザーに自動的に割り当てられます。対応する自動ユーザー割り当てが利用できない場合は、ユーザーを手動で設定できます。

Desktop Agent ユーザーを別のメディアサーバーに再割り当てした場合、ユーザーの現在のプロファイル設定と既存のバックアップファイルは移動されず、元のファイルサーバーに保持されます。

次の構文を使います。

DLOCommandu -ChangeServer -M <media server> [ -A | -F <file server> | -P <profile name> | -PI <profile id> | -S <SL name> | -SI <SL id> | -SP <SL path> | -U <user> ]

メモ:

プロファイル名、データ格納場所名およびユーザー名には、ワイルドカード (*) を使用できます。名前に空白またはコロンが含まれている場合は、名前を引用符で囲む必要があります。

次のコマンドオプションを使います。

表: -ChangeServer のオプション

オプション

説明

-A

すべてのユーザーを切り替えます (デフォルト)。

-F <file server>

指定されたファイルサーバー上のデータ格納場所を持つユーザーを切り替えます。

-M <media server>

新しいメディアサーバーの名前です。

-P <profile name>

プロファイル名に基づいてユーザーを切り替えます。

-PI <profile id>

プロファイル ID に基づいてユーザーを切り替えます。

-S <SL name>

データ格納場所名に基づいてユーザーを切り替えます。

-SI <SL id>

データ格納場所 ID に基づいてユーザーを切り替えます。

-SP <SL path>

データ格納場所のパスに基づいてユーザーを切り替えます。

-U <user>

ユーザー名に基づいてユーザーを切り替えます。

次の例はコマンドオプションを使う方法を示しています。

DLOCommandu -ChangeServer -M sunshine -P Desktop*

DLOCommandu -ChangeServer -M sunshine -SP \\moonlight\EngDept

DLOCommandu -ChangeServer -M sunshine -SP \\moonlight\EngDept\Enterprise-MNoel

-ChangeServer コマンドについて