-EmergencyRestore コマンドについて

-EmergencyRestore コマンドを実行すると、DLO 管理者のリカバリパスワードを使用して、DLO データベースが破損した場合に利用できないユーザーデータをリストアすることができます。このコマンドを実行するには、リカバリパスワードが必要です。データは、元のデータ構造の指定した場所にリストアされますが、暗号化されなくなります。

リカバリパスワードの設定についてを参照してください。

次の構文を使います。

DLOCommandu -EmergencyRestore <usersharepath> -W <recovery password> -AP <destination path>

次のコマンドオプションを使うことができます。

表: -EmergencyRestore のオプション

オプション

説明

<usersharepath>

ユーザー共有ディレクトリへのフルパスを指定します。

-W <recovery password>

リカバリパスワードを指定します。

-AP <destination path>

リストア対象のデータへのパスを指定します。

-EmergencyRestore コマンドについて