-KeyTest コマンドを実行すると、ネットワークユーザーデータをスキャンして、現在の暗号化キーでリストアできない暗号化されたデータを識別することができます。
次の構文を使います。
DLOCommandu -KeyTest
次のコマンドオプションを単独でまたは組み合わせて使います。
表: -KeyTest のオプション
オプション
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説明
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-f
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データの有効性をすでに確認済みの場合でも、すべてのユーザーに対して完全スキャンを強制的に実行します。
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-quar
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リストアできないデータが検出された場合にこれを隔離します。現在の暗号化キーでリストアできないデータは、ユーザーのネットワークユーザーデータフォルダ内の .dloquarantine フォルダに隔離されます。このオプションを指定しない場合、データはスキャンされてレポートされますが、隔離されません。
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-purge
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以前に隔離されたデータを削除します。
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次の例はコマンドオプションを使う方法を示しています。
表: コマンドオプションの例
項目
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コマンド
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まだ有効性が確認されていないか、または以前のバージョンの Desktop Agent でバックアップされた、リストアできないデータを確認する。
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DLOCommandu -keytest |
有効性確認済みのデータを含むすべてのデータをスキャンし、リストアできないデータを識別する。リストアできないデータは隔離する。
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DLOCommandu -keytest -f -quar |
-KeyTest コマンドについて