-Update コマンドについて

-Update コマンドを実行すると、Desktop Agent の更新内容を一覧表示、追加、削除および公開することができます。

DLO の更新についてを参照してください。

次の構文を使います。

DLOCommandu -update [ -list | -add | -remove | -publish ]

次のサブコマンドを使用すると、更新内容を一覧表示、追加、削除または公開することができます。

表: -Update のサブコマンド

サブコマンド

説明

-List [-A|-UI <update id>]

以前に使用された更新の設定を一覧表示します。

-Add -F <file name>

更新定義ファイルを更新リストに追加して、一意の更新 ID 番号を割り当てます。更新 ID 番号は、-publish コマンドで更新を公開する場合に使用します。

-Remove [-UI <update id>|-A]

ファイルを更新リストから削除します。

-Publish [-R] -UI <update id> [-P <profile name>|-PI <profile id>|-U <user>]

指定した更新をユーザーが利用できるようにします。次のオプションを使用して、ユーザーを識別できます。

-P: プロファイル名

-PI: プロファイルレコード ID。プロファイルレコード ID を取得するには、-listprofile コマンドを実行します。

-U: ユーザー名

次のコマンドオプションを使います。

表: -Update コマンドおよびサブコマンドのオプション

オプション

説明

-A

すべてを更新します。

-F <file name>

更新レコードを含むテキストファイルを指定します。

-U <user name>

完全修飾されたユーザー名を指定します (例: Enterprise\JFord)。

-P <profile name>

プロファイル名を指定します。

-PI <profile id>

プロファイルレコード ID を指定します。

-R

公開しないことを指定します。

-UI <update id>

更新レコード ID を指定します。

メモ:

プロファイル名、データ格納場所名およびユーザー名には、ワイルドカード (*) を使用できます。名前に空白またはコロンが含まれている場合は、名前を引用符で囲む必要があります。

次の例はコマンドオプションを使う方法を示しています。

表: コマンドオプションの例

実行する処理

説明

コマンド

公開された更新の一覧表示

公開されたすべての更新の設定を一覧表示します。

DLOCommandu -update -list -A

特定の更新の詳細の一覧表示

DLOCommandu -update -list -UI <updateID>

更新リストへのファイルの追加および ID 番号の割り当て

公開する更新ファイルを準備して、一意のレコード ID 番号を割り当てます。レコード ID 番号は、次のコマンドを実行すると返されます。

DLOCommandu -update -add -f cntlfile.txt

Desktop Agent で利用するための更新の公開

更新をユーザーが利用できるようにします。すべてのユーザー、特定のユーザー、またはプロファイル内のユーザーに対して更新を利用可能にするように指定できます。また、ワイルドカードを使用してプロファイル名およびユーザー名を指定できます。

プロファイルに対して更新を公開する方法

  DLOCommandu -update   -publish -UI <updateID>   -P <profile name>    DLOCommandu -update   -publish -UI 63 -P   yourprofile  

特定のユーザーに対して更新を公開する方法

DLOCommandu -update -list -UI <updateID> -U <username>

すべてのユーザーに対して更新を公開する方法

DLOCommandu -update -list -UI <updateID> -U *

更新リストからのファイルの削除

更新リストからファイルを削除します。公開済みのファイルを削除するには、非公開にしておく必要があります。

非公開にする方法

DLOCommandu -update -publish -R -UI 33

削除する方法

DLOCommandu -update -remove -UI 3

-Update コマンドについて