管理者以外のユーザーを使用したリモートの Windows 共有または NAS デバイスでの DLO データ格納場所の設定

DLO データ格納場所を、リモートの Windows 共有またはネットワーク接続ストレージデバイス上に作成できます。

さらに、DLO Administration Service が管理者レベルのユーザーとして実行されていない場合に、DLO 管理グループに既存の共有に対する適切な権限が割り当てられるように、データ格納場所を設定できます。

管理者以外のユーザーを使用してデータ格納場所を設定する方法

  1. 既存のドメイングループを使用してネットワークユーザーデータフォルダへのアクセスを自動的に管理するように DLO を設定します。

    [ドメイングループを使用してネットワークユーザーデータフォルダへのアクセスを管理する]チェックボックスをオンにして、必要なドメイングループを指定します。2 つのグループ (完全な DLO 管理者のグループおよび制限付きの DLO 管理者のグループ) を指定してください。

    DLO の管理者アカウントについてを参照してください。

  2. [管理者アカウントの管理]ダイアログボックスで、アカウントマネージャに適切なドメインユーザーアカウントを追加します。ユーザーが完全な管理者権限を持っている場合、[管理者アカウントの追加]ダイアログボックスの[管理者に完全リストア権限を付与]チェックボックスをオンにします。他のユーザーに加えて、DLO Administration Service に完全リストア権限を付与します。

  3. 管理者または同等の権限のあるユーザーを使用して、リモートのデータ格納場所にフォルダを作成します。

  4. 新しいフォルダを共有します。「Everyone」が共有に対して完全なアクセス権を持っていることを確認します。

  5. フォルダのセキュリティ権限を修正して、完全な DLO 管理者グループにはフォルダに対するフルコントロールを許可し、制限付きの DLO 管理者グループには変更権を許可します。

  6. DLO コンソールを使用して、新しいデータ格納場所を作成します。作成したフォルダのコンピュータ名、ドライブとパス、および共有名を指定します。

    データ格納場所の作成中は、参照ボタンを使用しないでください。参照ボタンを使用すると処理が失敗します。

  7. 必要なフィールドを入力したら、[OK]をクリックします。

管理者以外のユーザーを使用したリモートの Windows 共有または NAS デバイスでの DLO データ格納場所の設定