DLO データ格納場所について

データ格納場所は、ネットワークユーザーデータフォルダが自動的に作成される、ネットワークコンピュータ上の場所です。

Desktop and Laptop Option では、各ユーザーのデータが次の場所に保存されます。

表: ユーザーデータの保存場所

場所

説明

ユーザーのコンピュータのデスクトップユーザーデータフォルダ

コンピュータがネットワークから切断されている場合でも、データの保護およびリストアの機能が提供されます。

ネットワーク上のネットワークユーザーデータフォルダ

保護レベルが強化されており、サーバーのバックアップ時にファイルをセカンダリメディアにバックアップできるようになっています。

自動ユーザー割り当てを使用してユーザーを自動的に DLO に追加する場合、ネットワークユーザーデータフォルダは、自動ユーザー割り当てで指定したデータ格納場所に作成されます。デスクトップユーザー用のネットワーク共有がすでに存在する場合は、ユーザーを手動で DLO に追加する際に、既存のネットワーク共有をネットワークユーザーデータフォルダとして指定できます。既存のネットワーク共有をネットワークユーザーデータフォルダとして使用する場合、データ格納場所は使用されません。

DLO では、NTFS ボリューム上のデータ格納場所または FAT32 ボリュームのネットワークユーザーデータフォルダとして、非表示の共有 (たとえば「Share$」) を使用できます。ただしそれらを DLO 管理コンソールで作成することはできません。非表示の共有は手動で作成および設定する必要があります。

非表示の共有をデータ格納場所として使う方法を参照してください。

DLO データ格納場所について