DLO のバックアップ選択の[オプション]

DLO バックアップ選択項目は、差分ファイルの転送、圧縮および暗号化を設定することによってさらにカスタマイズできます。また、ソースファイルが削除された後のバックアップファイルの保持期間を指定できます。

DLO のバックアップ選択のためのオプションの設定を参照してください。

表: DLO のバックアップ選択の[オプション]

項目

説明

差分ファイルの転送

ファイルのバックアップが実行されるたびに、ファイルの変更部分のみが転送され、ネットワークユーザーデータフォルダに格納されることを示します。また、差分ファイルの転送では圧縮が使用されます。このオプションを有効にするには、保守サーバーをインストールおよび設定している必要があります。

新しい保守サーバーの追加を参照してください。

圧縮

ネットワーク上のデータ転送とデスクトップおよびネットワークユーザーデータフォルダのストレージのために、このバックアップ選択項目のファイルを圧縮できるようにします。

この設定は、この機能を有効にした後で作成されたファイルに適用されます。以前から格納されていたファイルは圧縮されません。

また、差分ファイルの転送でも圧縮が使用されます。

暗号化

送信時にファイルを暗号化したり、このバックアップ選択項目のファイルを暗号化された形式でネットワークユーザーデータフォルダに格納します。

この設定は、この機能を有効にした後で送信および格納されたファイルに適用されます。以前から格納されていたファイルは暗号化されません。

Advanced Encryption Standard (AES) および 128 ビットの鍵長が使用されます。デスクトップユーザーのデータフォルダでは、バージョンは暗号化されずに格納されます。ネットワークユーザーのデータフォルダでは、バージョンが暗号化されて格納されます。ネットワーク上での転送時は暗号化されます。

デスクトップユーザーデータフォルダの場合、次の日数が経過したら削除

ソースファイルがデスクトップから削除されてから、そのファイルのすべてのバージョンがデスクトップユーザーのデータフォルダから削除されるまでに DLO が待機する日数を示します。

ネットワークユーザーデータフォルダの場合、次の日数が経過したら削除

ソースファイルがデスクトップから削除されてから、そのファイルのすべてのバージョンがネットワークユーザーのデータフォルダから削除されるまでに DLO が待機する日数を示します。

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