DLO 管理コンソールからのファイルおよびフォルダのリストア

管理者は、ファイルおよびフォルダを DLO 管理コンソールからデスクトップコンピュータにリストアできます。

DLO では、ファイルが別のアプリケーションで使用されていると、そのファイルは元の場所にリストアされません。

使用中のファイルが DLO で検出された場合は、次のいずれかのタスクを実行してファイルをリストアできます。

  • ファイルをリストアする時間をスケジュールする。ファイルはコンピュータの再起動後にリストアされます。ファイルがリストアされる際に通知は行われません。

  • 管理者アカウントを使用してデスクトップコンピュータにログオンする。管理者アカウントでログオンした後、リストアジョブを実行してロックされたファイルを上書きし、リストアします。

  • 別のアプリケーションでファイルを閉じる。

  • ファイルを代替の場所にリストアする。

DLO 管理コンソールからファイルおよびフォルダをリストアする方法

  1. DLO ナビゲーションバーの[リストア]をクリックします。

  2. [コンピュータ]ペインで、リストアするデータが格納されているデスクトップをクリックします。

  3. [バックアップフォルダ]ペインのツリービューで、リストアするファイルが格納されているフォルダを選択します。

  4. フォルダ全体をリストアするには、[バックアップフォルダ]ペインでフォルダをチェックします。

  5. 特定のファイルをリストアするには、[ファイルのバージョン]ペインでファイルをチェックします。

  6. ファイルに複数のバージョンが存在する場合は、リストアするファイルのバージョンを選択します。

    デスクトップのユーザーが元のファイルを削除しても、バックアップファイルは、ファイルのグルーミングプロセスによって削除されるまで保持されます。元のファイルが削除されてもバックアップファイルが利用可能である場合は、ファイルのアイコンに赤色の小さな x マークが付きます。

    DLO のファイルのグルーミングについてを参照してください。

  7. タスクペインの[リストアタスク]の下にある[ファイルのリストア]をクリックして、[リストア]ダイアログボックスを開きます。

  8. 必要なオプションを設定し、[OK]をクリックします。

    [リストア]オプションを参照してください。

  9. [OK]をクリックします。

    ファイルまたはフォルダに対する NTFS 権限、または圧縮や暗号化などのディレクトリ属性をカスタマイズする場合は、リストア後にこれらのカスタマイズ内容を設定しなおす必要があります。PST ファイルに対してパスワードを使用する場合は、PST ファイルのリストア後にパスワードを設定しなおす必要があります。

  10. [リストアの概略]ダイアログボックスで、選択したリストア設定を見なおし、次のいずれかを実行します。

    • [印刷]をクリックしてリストアの概略を印刷します。

    • [リストア]をクリックしてリストアを続行します。

  11. リストアジョブが完了したら、[OK]をクリックします。

DLO 管理コンソールからのファイルおよびフォルダのリストア