保守サーバーの技術情報およびヒント

Desktop Agent では、保守サーバーとの通信に、名前付きパイプを経由した Windows RPC が使用されます。保守サーバーが正しく動作するためには、DLO クライアントと保守サーバー間で、名前付きパイプのトラフィックがブロックされないようにする必要があります。

差分ファイルのリビジョンの削除処理には、非常に大きい帯域幅が必要な場合があります。このため、保守サーバーは、データ格納場所のホストコンピュータにインストールする必要があります。

ただし、データ格納場所のサーバーと同じコンピュータに保守サーバーをインストールできない場合もあります。たとえば、保守サーバーは、NAS デバイスにはインストールできません。この場合は、保守サーバーを、十分な帯域幅でデータ格納場所に接続しているコンピュータにインストールする必要があります。

保守サーバーでは、1 つ以上のデータ格納場所を管理できます。保守サーバーでは、同じコンピュータ上のデータ格納場所が常に管理されます。DLO 管理コンソールから、保守サーバーで追加のデータ格納場所のホストが管理されるように設定できます。保守サーバーでは、データ格納場所へのリモートアクセスに委任機能が使用されます。

保守サーバーの委任の設定を参照してください。

保守サーバーの技術情報およびヒント