差分ファイルの転送について

差分ファイルの転送機能を使用して、増分バックアップデータを転送および格納できます。このオプションを有効にした場合は、最初のバックアップでファイル全体を転送する必要があります。後続のバックアップでは、ファイルの変更された部分のみが転送されるため、必要な帯域幅を削減し、バックアップを高速化できます。

差分ファイルの転送は、特定のプログラムやファイルの種類に制限されません。ただし、特定のファイルの種類を除外することはできます。このテクノロジを使用してもメリットのないファイルの種類は、差分ファイルの転送からデフォルトで除外されています。これらの種類のファイルはすでに高度に圧縮されています。

DLO でのグローバルエクスクルードフィルタの設定についてを参照してください。

差分ファイルの転送は、ネットワークユーザーデータフォルダにバックアップファイルを転送および格納する場合にのみ使用されます。デスクトップユーザーデータフォルダに格納されるバックアップファイルでは、差分ファイルは使用されません。Desktop Agent ユーザーがオフラインで作業している場合は、ローカルのリビジョンの全体がデスクトップユーザーデータフォルダ内に格納されます。ユーザーがオンライン状態に戻ると、差分ファイルの転送によって、データがネットワークユーザーデータフォルダに転送されます。

差分ファイルの転送について