リビジョンについて

リビジョンは、特定の時点でのファイルのバージョンです。ファイルが変更され、バックアップされると、DLO によって新しいリビジョンが保存されます。DLO では、バックアップ選択項目に含まれるすべてのファイルに対し、特定の数のリビジョンが保存および管理されます。各バックアップ選択項目は個別に設定されるため、保持されるリビジョンの数はバックアップ選択項目ごとに異なる場合があります。

リビジョンの数が上限を超えると、DLO は最も古いリビジョンを削除します。デスクトップとネットワークのユーザーデータフォルダの、指定された数のリビジョンのみ保持します。

DLO で一定期間保持されるリビジョン数は、制限できます。文書を高い頻度でバックアップしたら、すべてのリビジョンがわずか数分おきに保持されることになります。そのような場合、24 時間ごとに 120 分以上間隔が空いているリビジョンを 2 つまで保持するように指定することにより、古いリビジョンを長い期間保持することができます。中間のバージョンは保持されませんが、古いリビジョンに戻る必要があるような状況には対処できます。

保持するリビジョン数を決定する際は、データの保存に必要なストレージスペースの容量も考慮する必要があります。バックアップに必要な容量は、保持するリビジョンの数と保護されているデータ量を掛け合わせることで見積もることができます。

たとえば、各ファイルについて 3 つのリビジョンを保持し、バックアップするデータ量が 10 MB の場合、約 30 MB のディスク容量が必要になります。

容量の使用率は圧縮によって改善できますが、効果はファイルの種類やその他の要因によって大きく異なります。

DLO では、セキュリティストリームを含む、ファイルのすべての代替ストリームが保護されます。新しいバージョンのファイルに代替ストリームのデータに対する修正のみが含まれる場合、リビジョン数は変更されずに、古いバージョンは新しいバージョンに置き換えられます。

詳細情報

Desktop Agent の標準表示でのバックアップ選択項目の修正

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DLO を使用した Outlook PST ファイルの増分バックアップについて

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