Desktop Agent によるデータのバックアップの作成について

Desktop Agent によってバックアップされたデータは、デスクトップのローカルドライブのユーザーデータフォルダに送信されます。次に、そのデータは DLO 管理者が割り当てたネットワークユーザーデータフォルダへ送信されます。通常、ネットワークユーザーデータフォルダも Backup Exec によってバックアップされるため、保護が強化されます。

注意:

ローカルシステムのコードページに存在しない文字を含む共有名が付けられているサーバーに接続しようとすると、接続は失敗します。コードページによって、文字コードが対応する文字にマップされます。一般的に、コードページは言語または言語グループに固有です。

DLO を使用した Outlook PST ファイルの増分バックアップについてを参照してください。

Microsoft Outlook の個人用フォルダファイルのリストアについてを参照してください。

保護するファイルを[バックアップ選択項目]ビューで選択します。DLO 管理者は最初のバックアップ選択項目を割り当てます。ただし、DLO 管理者が、Desktop Agent 全体を表示して設定を変更できるようにユーザープロファイルを設定している場合には、ユーザーがバックアップ選択項目を選択することができます。

オフライン作業中に、Desktop Agent の設定およびバックアップ選択項目を変更することができます。設定は、オンラインになるまで保存され、オンラインになった時点で自動的に転送されます。また、管理者によって行われた変更が、Desktop Agent で行われた変更と競合する場合は、管理者によって行われた変更が使用されます。

また、標準表示および詳細表示を使用して、バックアップ選択項目を表示したり変更することができます。標準表示には、ローカルドライブの内容が一覧表示され、バックアップするファイルやフォルダを選択または選択解除できます。デフォルトのバックアップ選択を使用して、新しいバックアップ選択項目を追加することもできます。詳細表示では、バックアップ選択の詳細設定オプションを設定できます。

バックアップ選択は以下の項目から成っています。

  • 1 つのフォルダまたは複数のフォルダのリスト

  • バックアップ対象としてファイルをインクルードまたはエクスクルードするための基準

  • 保持するファイルのリビジョン数の上限値

  • 圧縮、バックアップファイルの削除および暗号化に関する設定

Desktop Agent によるデータのバックアップの作成について