削除した電子メールメッセージのリストアについて

電子メールのアーカイブからメッセージを削除した場合のデフォルトの動作は、電子メールアプリケーションによって異なります。Lotus Notes の場合、[ごみ箱]という特定のフォルダに一定期間 (デフォルトでは 48 時間) メッセージを保存する[一時的削除]という機能があります。一定期間が経過したら、メッセージは完全に削除されます。Outlook にも同様の機能があります。削除したメッセージは、[削除済みアイテム]フォルダに移動されますが、この処理に関連付けられた時間制限はありません。Outlook では、ユーザーが[削除済みアイテム]フォルダを空にしない限り、メッセージは完全に削除されません。

どちらの場合にも、Desktop Agent では、次のバックアップ操作時に、削除がレプリケートされます。ユーザーがメールのアーカイブから誤ってメッセージを削除すれば、メッセージをリカバリする必要があります。電子メールのアーカイブで保持されるバージョンがない場合は、時間制限を超えた後またはユーザーが手動でフォルダを空にした後に、完全に削除されたメッセージが利用できなくなります。

削除した電子メールメッセージのリストアについて