Desktop Agent はデフォルトでログオンアカウントを使います。ただし、代替のアカウントが指定されると、他のドメインに接続する場合などに使われることがあります。
Desktop Agent によって認識されないクレデンシャルを使用してログオンする場合は、Desktop Agent の操作に必要な代替クレデンシャルを指定し、以降のセッション用にそのアカウント情報を保存します。また、必要に応じて、Desktop Agent の操作に必要なアカウントを無効にすると、現在使用しているアカウントでログオンしたときに Desktop Agent が実行されないようにできます。今後の接続のためにこのアカウント情報を保存できます。
メモ:
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事前にメディアサーバーへのネットワーク接続が確立されており、それが Desktop Agent で使用するアカウントと一致しない場合、Desktop Agent は Desktop Agent ユーザーアカウントを使用して再接続しようとします。再接続に失敗すると、「複数のユーザー名を使用した同じユーザーが、サーバーまたは共有リソースに複数の接続を持っていますが、これは許可されていません。サーバーまたは共有リソースへの前の接続をすべて切断し、もう一度実行してください。」という内容のエラーが表示されます。Desktop Agent で使用されるアカウントはデフォルトのログオンアカウントですが、たとえば、他のドメインに接続できるようにするため、別のアカウントを指定することもできます。
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信頼関係が設定されていないクロスドメインの設定では、複数のユーザーが同一の Desktop Agent を実行する場合、それぞれのユーザーがメディアサーバードメイン内で固有のユーザー名とパスワードを使用する必要があります。別々のユーザーが同じクレデンシャルを使用すると、ユーザーはすでにメディアサーバーに接続しているというエラーメッセージが表示されます。
表: [代替クレデンシャル]オプション
項目
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説明
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このアカウントを使用する
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現在のログオンアカウントを使用したときに Desktop Agent を実行できます。
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ユーザー名
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Desktop Agent を操作する権限が割り当てられているアカウントのユーザー名が示されます。
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パスワード
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Desktop Agent の操作に使用するアカウントのパスワードが示されます。
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ドメイン
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Desktop Agent の操作に使用するアカウントのドメインが示されます。
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パスワードを保存
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DLO でこのパスワードを保存して将来使うことができます。これによって認証のエラーの場合にユーザーは自動的にメディアサーバーかデータ格納場所に認証されることが可能です。
このオプションは、DLO 管理者が有効にした場合にのみ表示されます。新しく配備された Desktop Agent では、Desktop Agent が 2 度目にメディアサーバーに接続されるまでこのオプションは表示されません。
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このアカウントを無効にする
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現在のログオンアカウントを使用したときに Desktop Agent が実行されないようにします。
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[代替クレデンシャル]オプション