Desktop Agent の更新

完全インストール、Hotfix または Service Pack リリースを使用してメディアサーバーを更新した場合は、Desktop Agent を次のいずれかの方法で更新する必要があります。

表: Desktop Agent を更新する方法

方式

説明

Desktop Agent から更新する場合

Desktop Agent がインストールされているコンピュータから setup.exe ファイルを実行します。

setup.exe ファイルは次のディレクトリに格納されています。

\\<media server>\DLOAgent\update_13.0\Setup.exe

Backup Exec 管理コンソールから更新する場合

Backup Exec のプッシュインストール機能を使います。

DLO 管理コンソールから更新する場合

DLO コマンドラインインターフェースの公開コマンドを使います。

コマンドラインインターフェースを使用して DLO 管理コンソールから Desktop Agent を更新する方法

  1. 更新に関するマニュアルの指示に従って、メディアサーバーを更新します。

  2. メディアサーバーのコマンドラインから、DLO のインストール先ディレクトリに移動します。

    デフォルトのインストール先ディレクトリは次のとおりです。

    C:\Program Files\symantec\Backup Exec\DLO

  3. 次のように設定ファイルを追加する更新オプションを指定して DLOCommandu.exe を実行し、このコマンドの実行によって返される ID 番号を記録しておきます。

    DLOCommandu -update -add -f..\agents\dlo\update_13.0\DLOAgentUpdate_BE.ini

    設定ファイルが移動されたり名前が変更された場合は、コマンドにフルパスおよびファイル名を指定する必要があります。

    出力例:

    ID=3

    Name= 13.0 Update

    Description=Updates Backup Exec DLO Desktop Agent to 13.0

    Version=3.1 Build=3.XX.XX

    srcPath=\\MediaServerName\DLOAgent\update_13.0

    cmdPath=%DOWNLOADDIR%

    cmdName=AutomatedAgentUpgrade.exe

    cmdArgs=-s

  4. DLOCommandu.exe に公開コマンドを指定して実行し、Desktop Agent ユーザーが更新できるように設定します。

          DLOCommandu -update -publish -UI y -U UserName  DLOCommandu -update -publish -UI y -P ProfileName  

    y には、手順 3 で実行した「追加」コマンドによって返された ID 番号を指定します。UserName または ProfileName の代わりにアスタリスク (*) を使用して、すべてのユーザーに更新を公開します。

    このコマンドを実行すると、更新の対象となるすべてのユーザーのリストが返されます。このユーザーは、Desktop Agent アプリケーションの次回の起動時に更新されます。

詳細情報

-Update コマンドについて

DLO のコマンド構文について

Desktop Agent の更新