DLO での Backup Exec Retrieve の使用について

DLO は、Symantec Continuous Protection Server (CPS) の機能である Backup Exec Retrieve と統合することができます。Backup Exec Retrieve では、デスクトップユーザーが Web ブラウザを使用し、ファイルを表示および検索してワークステーションに直接リストアすることができます。

Backup Exec Retrieve は、Microsoft Internet Explorer (6.0 以上) 用に最適化されています。その他の Web ブラウザでも動作しますが、画面の構成は異なる場合があります。

Backup Exec Retrieve は、Windows レベルのセキュリティで保護されます。デスクトップユーザーは、Windows ドメインのログオン情報の入力を求められます。この情報は、表示および取得できるファイルを制限するために使用されます。

サーバーを保護する場合、Backup Exec Retrieve のユーザーは、共有フォルダに書き込まれているファイルおよびフォルダにのみアクセスできます。つまり、ファイルサーバーによってフォルダが共有されていない場合は、ファイルを表示または取得できません。

DLO と CPS を統合するには、CPS Continuous Management Service (CMS) を Backup Exec メディアサーバーと同じコンピュータにインストールする必要があります。また、管理者は、Continuous Protection Agent (CPA) を各 DLO ファイルサーバーにインストールする必要があります。CPA のインストールは、各コンピュータでセットアップを手動で実行して行うか、または CPS 管理コンソールでプッシュインストール機能を使用して行うことができます。詳しくは『Symantec Backup Exec Continuous Protection Server 管理者ガイド』を参照してください。

デスクトップユーザーは、DLO でバックアップしたファイルを検索およびリストアできます。

Backup Exec Retrieve を使用したファイルのリストアについてを参照してください。

DLO での Backup Exec Retrieve の使用について